関西に来て、びっくりした事がある。

再放送でもないのに、早朝5時半からアニメがやっている。

そんな、クソ早い時間に誰が見るのかと思っていたら、最近は真夜中に放映される、マニア向けのアニメもある。

もう一つは、関東で放映されても、関西で放映されないのもある。

このカルチャーショックはしばらく、慣れなかった。

日本は、なんだかんだで、東京を中心とした世の中だと改めて思う。

東京で放映されて、関西に放映されなかっものなど、腐るほどあった。

それは地域的なものとか、理由は様々だが、やはり大人の事情である。

考えてみたら、東京限定のライブや舞台に参加するには、地方方は移動の為の労力と経済力に恵まれなければ、なかなか、観覧の機会がない。

アキバ系発信のグッズ。
ブレイクしたアニメ。

インターネットが普及したとは、いえ、やはり、東京が発信である。

アニメだけの話ではないかも知れない。

TVでタレントが、東京ローカルな話しを全国ネットで平気で話すが、地方のどのくらいの人に伝わるのであろうか。

今でもそうなのだから、20数年前はもっと、開きがあったはずだ。

東京のローカル地区出身とはいえ、私はまだ、渋谷だ銀座だ新宿だの、電車乗っても数百円で終わる距離は、有り難い事だったのだ。

とは、いえ、東映動画でも日本サンライズでも、多くは西東京のローカル地区にあった。

東東京ローカル地区から来る、私等は、交通機関の乗り換えで、結構時間が掛かった。

そんな時間と労力さえも楽しみに思えた十代って、凄い時期なんだなあと、改めて思う。

高校に入ってからの私は更に、友人達に恵まれ、オタク街道を進むことになるのだが、それはまたの機会に紹介したい。


現在、オタク文化は、想像を超えるほど、逞しく成長している。

善きにつけ悪しきにつけ、話題になるのは、社会に市民権を得た証拠だ。

最近は子供と一緒に電王や銀魂などを見て喜んでいる。

さすがに、声優さんや作画さんなど、よくわからないが、それでも、テンポの良さと、綺麗な画像に、かつてのオタクは、まだまだ、のめり込めるらしい。


とうとう、オタクだと、公言してしまった。(爆)