いつも通り俺は屋上へと向かい、空を眺めている白河に話しかけた。
「よっ、白河っ!」
俺が声を掛けるなり、ぎゅっと抱きついてきて。
緊張と暑さで俺の頭は完全に思考回路を断っていたのだが、顔をあげた白河の目には何故か涙が浮かんでいて。
「どしたっ?!なにがあったんだ?!」
『…怖かった。。』
「何があった?話せるか?」
『…やだ。』
「やだって、、お前。。」
『ハルくんには話せない、ばいばい。』
「ちょっと!おいっ!」
…なんだあいつ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…