あれからほぼ毎日、雨がふっていない日は、俺と白河はキャラメルのいる屋上へ通い詰めては話をした。 最近は2人でいることにも慣れて、白河は俺と話す時は筆談ではなく口パクで話してくる。 以外にも人懐っこい性格だった白河は、笑ったり、キャラメルとはしゃいだり、なんとも表情豊かな女の子で… 俺はますます虜になっていった。 そんな矢先、 俺たちを小さな事件が襲う。