「先生もさ、俺のこと嫌いなのか?」



「え?!」



「俺さ、友達いねぇんだよ。」



「…ま、待って。あなた本当に望月遥…?」



「そうだけど。」



俺がこんなことを言うやつだと



思ってもいなかったのだと思う。



目の前の養護教諭は言葉を失っている。