「でさ、聞きたい事があるんだけど。いい?」

勝吾はあたしの目を見てそう言った




靴箱によっかかりながら難しい表情をする。


「お前は三郷 千花だよな…?」



コクコクとあたしは頷く



すると急に勝吾は顔を赤らめ、顔を隠した


「…ん?どうしたの」

「い、や!なんでも。でっ何で3年のブレザー着てる訳?」