一番イライラするから…。
高校は同じ中学からは
一人も受験していない
名門校を受験した。
私は自分で言うのもなんだけど
ズバ抜けて頭がいぃ。
まぁ死んだお母さんの影響だけど…
入学して数週間が経った。
もぅクラスでは上手くグループで
別れていた。
もちろん私は一人。
だけど、ある日
前の席の女の子に話しかけられた。
「私、種田樹莉(タネダ ジュリ)って言うの。あなたいつも一人でいるよね?一人って寂しくなぃ?」
なにこの子…。
なんで私なんかに話かけるの…。
この子の見た感じのイメージは
フワフワしたマシュマロ。
って感じ。
くるくるしたロングヘア。
が印象的。
別に特別可愛いってわけじゃないんだけど、なんだか守ってあげたくなる。
こういう子って男子に
モテるんだろぅな。
『別に…』
「名前教えてっ?」
『……櫻庭飛華流…。』
「へぇ飛華流ちゃんかぁ♪可愛い名前だねっ!」
この子といると
疲れる。
だけど悪い気はしなぃ。