私は料理をしていた部屋に向った。
『斎藤さん?みんな起こしてきました』
「あぁ」
「斎藤は極度の恥ずかしがり屋で口下手なんだ笑 だから、別に怒っているわけじゃねぇよ。」
原田さんが説明してくれた。
原田さんっていちいち
色っぽいな…
こっちまでドキドキしちゃう…
『そぅなんですか』
「もぅ支度は終わってるから飛華流ちゃんも奥の部屋に行きなっ」
『はぃ!』
私が奥の部屋に行くと
沖田さん、平助くん、そして巡察から帰ってきた永倉さんの姿があった。
山南さんと近藤さんは
出張らしい。
少しすると、土方さんがやってきた。
そして、料理をしていた
原田さんと斎藤さんも
料理を運び終え、戻ってきた。
みんな席は決まっているみたいだけど
私はどこに座ればいいのかな…?
私がオロオロしていると
「飛華流ちゃんこっちおいで」
沖田さんが声をかけてきた。
私は言われた通り
沖田さんの隣に座った。
斎藤さんと沖田さんに
挟まれる感じだ。
「じゃぁ、いただきます!」
平助くんのかけ声で
みんな一斉に食べ始めた。
『いただきます』
メニューは和食だ。
当たり前か…
こんな温かいご飯とか
何年ぶりだろぅ…