はぁ…次は土方さんの部屋か…

『土方さん?…起きてますか?』

シーン…

土方さんまで寝てるの⁉

顔合わせずらいな…

スーッ

襖を開けると、座って寝ている

土方さんを見つけた。

なんで座っているの?

まさか…私が戻ってきた時のために

布団を開けていたとか…?

違うょね…?

私は土方さんに近づいた。

土方さんもかっこいいな…

一番かな…

二重なんだ、あっ泣きぼくろだ…

髪の毛も綺麗だな…

大きな黒目が私を見つめている。

…ん?見つめてー…

「飛華流…?」

『ひっ土方さん⁉あっ‼朝ごはん出来ますよ‼それでは、失礼します!』

スーッ

私は急いで土方さんの部屋を出た。

ハァハァ…

心臓がドキドキしてる…

顔が赤くなるのが分かった。

なんだろう…このドキドキ…

私、おかしい…

土方さんの顔を見ると上手く話せなくて

土方さんに話しかけられると

胸がドキドキして

頭の中は土方さんでいっぱいで

土方さんの事を意識してしまう…。

私、おかしい…。