チュンチュンっ

『ん…』

小鳥のさえずりで

目が覚めた。

あれ?土方さんの部屋じゃなぃ。

あっ…そっか、

沖田さんに話を聞いてもらってから

涙が止まらなくてこのまま

ここに連れてこられたんだっけ。

ん?でも、沖田さんは?

起き上がり、周りを見渡すと

襖によりかかって

寝ている沖田さんがいた。

うわっ…

布団がないから

絶対寒いはず…

悪い事しちゃったな…

私は布団を沖田さんにかけり

部屋を出た。