「飛華流の胸の中のもんを全部言えよ。俺が受け止めてやるから…俺を頼れょ…。」
『……ら…いで…』
「…ん?」
『男の人が私に触らないで!』
飛華流…?
『…男の人が嫌いなの…グスッ』
男が嫌い…?
「何かあったのか…?」
『土方さんには…関係…なぃから…。』
飛華流は冷たい瞳で
そぅ言い放った。
『…少し外の空気吸ってきます……。』
スーッ
そぅ言い飛華流は
俺の部屋から出て行った。
飛華流…
お前は何を抱えているんだ…?
俺は飛華流に突き放された。
頭の中は
飛華流の事ばかりだった。
俺もどぅしちまったんだよ…
たかが女だろ?
女には興味なんて
わかねぇのに…
どうして飛華流の事ばかり
考えてんだよ…。