その晩
飛華流は俺の部屋で眠っていた。
『……ゃだ…』
俺が仕事をしていると
寝ているはずの飛華流が喋った。
振り向くと飛華流は
昨晩と同じよぅに
寝言を言っていた。
『……どぅ……し…て…』
ドキッ
飛華流は涙を流した。
まただ…。
飛華流…
お前は何を抱えているんだ…?
『…ゃだ……ゃ…だ……ゃだ!』
何かおかしい。
俺はそぅ思い
飛華流を抱き寄せた。
「飛華流っ…大丈夫だ。俺がいるから…安心しろ。」
何でこんな事を言ったのか
自分でもわかんねぇ…。
『…ひ…じか…たさん……?』
飛華流が目を覚ました。
「お前は何を抱えているんだ…?」
『…ぇ…。』
飛華流の顔が曇った。
朝のように…。