その日の夜…
私は土方さんの部屋にいた。
「飛華流…先に寝てろ…。」
『え…土方さんは…?』
私は心細くて土方さんに
問いかけた。
「安心しろ…どこにも行かねぇから…まだ仕事が残っているからその仕事をするだけだ…」
土方さんは怖そうだけど
誰よりも人の気持ちを
理解している。
あの時私を殺さなかったのも
土方さんの優しさだ…。
『わかりました。では、おやすみなさぃ…。』
私は布団の中に入った。
「あぁ…おやすみ。」
私は未来に帰れるのだろぅか…?
このままずっと
戻れないって事はなぃよね…?
でも、“一年後迎えに来る。”
あの言葉が気になって
しょうがない…。
“光を見つけなさい…”
どう言う意味…?
ふぃに土方さんの
瞳を思い出した。
土方さんは
とても冷めた瞳をしていた。
でも、近藤さんを見つめる土方さんは
暖かい感じがした…。
はぁ…
なんで私、土方さんの事ばかり
考えているんだろぅ…。
いつの間にか私は
眠りについた。