あれから1ヶ月。喧嘩もしてへんし順調…なはず

「俚阿羅ちゃん」

「あっ、実捺!どうしたん」
「わたし侑太郎が好き」

「そうなん。なんで、うちに言うてきたん?」
「新学期入って最初らへん侑太郎と仲良かったから付き合ってんのかなって思って。はじめに俚阿羅ちゃんに言いたかった」
「付き合ってなんか居らへんたで。好きでもない!うちは碓翔くんだけやから(^O^)/」
「俚阿羅ちゃん…」
「どっどうしたん」
「なんか勘違いしてごめん」

「ぜんぜん!
きにしんときや」
「ありがとう」
「うんっ」
「わたし侑太郎に告白する」

てか侑太郎のやつ由阿と別れたんかな。
もし付き合ってるなら実捺が…

どんっ

「いったあ〜」
「俚阿羅ちゃん大丈夫?」

「わりぃ…」
侑太郎かよ
ほんと痛い

「う、うん、大丈夫」
「んな俺俚阿羅を保健室つれてくから実捺ちゃん先生にゆっといてくれるか」

「わっ、わかった」

うわー。実捺めっちゃ泣きそうな顔してるやん
うちには碓翔くんが居る
やから断らないと

「侑太郎うち大丈夫やから」
「むりすんなや」
「でっ、でも。うち碓翔くん居るから二人っきりにはなれへん。やから実捺?一緒に行こう」

「俚阿羅ちゃん。」

「もー泣かないの。行こ?」
「ごめんな」
「ううん。ありがとう」

「りーあーらー」

どんっ
いてててて…

「玲羅いたい」
「あっ、ごめん。ビックニュース」「え?なに…」
「碓翔先輩が由阿と今二人で会ってるらしい」

え…由阿と碓翔くんが?

「俚阿羅…大丈夫?」
「俚阿羅ちゃん」


意識が飛んでいた