今日から新学年♪

田中俚阿羅は先輩に好きなひとが居る。

久しぶりに見かけるからドキドキだな〜

あっ…目が合った

「おーい、俚阿羅?」
「り、あら?」

はは。完全に目がいっちまってたな〜(笑)

「ごめーん。碓翔くんが目に入ってしまってさ」

「また、碓翔先輩?」

「かっこよすぎるよ」

「やっぱり和也でしょ〜(笑)」

「玲羅こそ和也くんばっかじゃん」
「自慢の彼氏だもん♪」

「もー朝からノロケですか?くらすの紙見に行こー」

「ごめんね。」

朝からノロケとか正直だるい。
玲羅気付いてるのか知らないけど、さっきら和也くん見てるし!!
横には…へへ、碓翔くん居る
顔がにやける前に、くらす表に目を向けた。

「うち、1組〜!玲羅も同じ」

「今年もよろしくっ」
「うんっ。教室いこー」

急いで教室に行って席を見た。
まあまあなくらすだな(笑)
横の席は…侑太郎だ!
まだいい。楽しめそうだ〜♪
うしろは由阿かよ。
いやだな

「玲羅きいてー」
「なになに」

「うちの後ろの席さ由阿」

「えー、まじで。てか同じくらすとか聞いてねーっつーの」
「まぢそれ」
「俚阿羅がんばれ〜。うちは実捺と横♪」

「え。ずるーい!うち侑太郎」
「へへ。侑太郎ってさ由阿のこと嫌いらしいで。でも由阿は侑太郎のこと好きらしいで」

「うち侑太郎うばったろかな(笑)」「うばっちゃえ」
「でも碓翔くん忘れられへん」

「侑太郎と付き合ったら忘れられるんちゃうの」

そんなのゆわれたって侑太郎を傷つけるだけ。
でも忘れるためには…
あーうばっちゃえ

きーんこーんかーんこーん

「うわ。チャイムなった」
「また、あとで」

玲羅と別れた
やっぱり侑太郎が気になる。