「柚月もちろん二人のどっちかを好きになってたりしないよね!?」



クミが怖い顔をして聞いてきた。



チラっとマイミを見ると願うような悲しい目をして訴えてきている。



はぁっとため息をもらすと



「もちろん私は恋愛なんかする気になれないし、二人はただの友達だよ。だから絶対に私に敵意を向けないで。それが約束できるんなら私は二人を全力で応援する!」



そう宣言した。



「マジ!?今の聞いたからね!マイミ!うちら頑張ろっっ!!」



クミとマイミが満面の笑みできゃあきゃあ手を取り合って喜んでいる。



その顔はもうすでに「恋する乙女」



あーあ



なんかめんどくさい事になっちゃったなぁ~。



それを察してくれたのかミウがポンポンと肩を叩いてくれた。