「でも別れたのは…」


「あいつ福岡で母親が自殺

したんだ、母さんを守れ

なかった俺に梨沙を

守れるって自信がないって

電話してきたんだ。

そのとき俺、大和が泣いてる

とこ初めてだったと

思うんだ。」


亮太は泣いていた


「バカだよ…大和くん…」


「東町の医療病院にいるから」


「うん、ありがとう」


亮太は帰って行った