季節は冬。 12月も中旬にかかり 街全体が定番カラーに身を包みだす。 通る通る店から小さく聞こえてくるアメリカの音楽が クリスマスの近づきを告げる。 そんな陽気な街の中を わたしは親友と肩を並べて歩いていた。 「今年もくりぼっち!?」