それから入学式が終わるまでずぅっと喋ってた。
中学のころも友達はいたけど、こんなに話があう人は初めてだった。


「ぷはぁー

ホント茉央って面白いねっ!!」


「面白いって、それを言うならひなたもでしょー?」



クラスに行くとなんと席はあたしの斜め前。
吃驚なこと続きだった。



「はーい、それでは学級委員を決めます。
男子1人、女子1人、誰か立候補してくれる人はいますかー?」



先生の声に皆が「えぇえー」という声を放った。


あたしも内心えぇーといっていた。


「自ら学級委員やりたい人なんていないよね?(笑)」


ひなたが話しかけてきた。

その言葉に「うん!!あたし絶対そうゆうの無理ー」といい笑った。


すると先生がとんでもないことをいいだした。


「ならしょうがないか。

くじ引きで決めます、男子から先生のところにある箱からくじを引いて下さい。」