亜由は1人じゃない。

友達も家族もいる。

だから、…大丈夫幸せになれるよ。

…本当は、俺が亜由を幸せにしたかった…。
でも、俺はもう亜由の隣にはいられないから。

だから、……せめて亜由の心の中にいたい。


―…“亜由…俺を忘れないで”…―

一生とは言わない。
亜由が愛しいと想える奴に出逢うまででいいから。

俺を忘れないで。