------------
---------
------
しばらく経ったら私も落ち着いた。
「ありがとう…。湊。」
『落ち着いたか?』
「うんっ!」
そう言いながら微笑んだ。
私が微笑んだのをみて、湊も微笑んだ。
『…じゃあ、帰るか?』
「待って!…最後に一言だけ言わせて?」
湊を見上げる。
『わかった。』
「ありがとうっ!」
そう言って私はまた陽向のお墓に向き直った。
「陽向…。バイバイ。また、いつか来るね。」
今度は空を見上げ、微笑む。
「…陽向…。さよならっ!……また逢える日を楽しみにしてるよ…。…幸せになってね。私はずっと陽向の幸せを祈ってる。……っ"愛してたよ"っ!……今までありがとっ!!」