「…今まで、"愛してる"だったけど、……今はもう湊がいるから、…"愛してた"。陽向……私を愛してくれてありがとう。ずっと背中を押してくれてありがとう。」



貴方の優しさが好きだった。


「……貴方は私の、初恋の人。…とても"愛した人"。…私は死んでも、貴方を忘れない。…"愛してた"よ、陽向……。」


今まで本当にありがとう。
陽向に出逢えてよかった。
本当に…っ"愛してた"っ!


ずっと無言だった、湊が口を開く。

『我慢しなくていいって、言ったじゃん。…泣きたいなら、泣けばいい。だけど…今日だけな?これから先、ずっと泣いてたら……陽向だって悲しむんじゃねーの?……だから…笑ってろよ……。』


自分でも、気付かなかった。
…涙が溢れていたなんて…。


「…っ湊っ!」

湊の顔を見ると、もっと涙が溢れてきた。

そんな私に気付いてか、抱き締めてきた、湊。


『亜由は、1人じゃねぇよ。俺がいる。』

湊のその一言を聞いて私の涙腺が崩壊した。


「…~っふっうっ~…」


泣き続ける私の背中を優しく撫でる湊。