僕は今、一万台のロボットの前にいる。

囚人の脱獄を見事に防いだ看守ロボットとして、講演をしているのだ。
ロボット達は僕が何かを言う度に、うなづき、大きな拍手を送る。



僕は、こんなに、馬鹿なのに。