幼なじみに恋をした2



朝起きると柚からの赤ちゃん報告。

ガキが出来んのか!

嬉しいが雪娜はまだちっせーし、

…大変そうだよな…。



「雪?どうしたの?」

「あ?いや…大変じゃねぇかなって」

「…え?」

「雪娜だってちっせーし育てんの…大変だろ?」

「…産むなって言いたいの?」

「そういうんじゃねぇーよ。嬉しいに決まってんだろ?」

「じゃあ……なに?」

「雪娜を保育園に入れないか?」

「保育園…?」

「あぁ」

「いいかもしれないけど…雪娜は…あたしに似て人見知りよ?」

「雪娜なら大丈夫だろ」

「…雪保育園いちゃない」

「雪娜…」

「雪家にいる!」


だけど…なんかあったらあれだし…

やっぱ雪娜はちっせーしさ……。


「Hello!」

「うわっ、海なんだよ」

不法侵入だぞ(笑)


「雪娜ー!」

「海!」


いつの間にか雪娜は海になついて海が大好きになった。


「優衣は?」

「昨日飲み会でつぶれてる」

「マジか(笑)」

「弱いのに飲んだんでしょ?優衣だもん」

「まぁな」



優衣と海は今年結婚した。
星川と廉は、

“まだ恋人がいい!”

とか言ってしていない。


「海〜!」

「どうした?」

「雪っ、保育園いきたくない〜」

「保育園?」


海に事情を話すと海は…。


「また!?お前らなにしてんだよ、おめでただけど。んじゃ俺が昼からここ来ればいんじゃね?」

「えぇ!?」

「な、雪娜」

「うん!」

「まぁ安心だけど、柚に手ぇ出すなよ!?」

「妊婦に手ぇ出すほどバカじゃねぇし浮気になるし無理」

「よし!なら許そう」


これで雪娜の保育園の件は終わり。