――――――――2枚目。―――――――― 『こんにちはー。』 気づくかなー。 私は届くか届かないかの間の声で、少し先の廊下にいる先生に声をかけた。 小さく手を振る。 じぃー・・・・・・。 『あぁ。岡崎さん!』 分かったようで、手を振りかえしてくれた。