「山内さん、ちょっといい?」

女からの呼び出し

彼女は学校にきだしてちょくちょく女からの呼び出しが増えた。

「あたしのトモダチがさぁ、山内さんに会いたいっていってんだよねぇ、ちょっとあってあげてよ」

女は言う

彼女にとって女が言うことは雑音でしかない

女に対して彼女は返事を返さない。

女は今は使われていない空き教室に彼女を入れて出て行った。

彼女はなんの反応もない

目の前には何人かの男

「更紗ちゃんさぁ!オレと付き合おうよ」

がたいのいい男が言った

「断る」

彼女は言う

毎回のこと

いつもなら男は引き下がる。

今回は違うようだ。

男どもは彼女に襲い掛かった

女は抵抗をしない

抵抗しても勝てないにはわかりきってるから

周りの男どもも彼女の制服を脱がし始めた。

すると扉があいた。

「なにしてんの?」

低くて甘い声が教室に響いた

彼女はニヤリと笑う

男どもは彼女から離れて逃げて行った。