保健室に戻ると、梨華ちゃんが居た。



「あ、愛羽ちゃん~♪」



「梨華ちゃん…」



「拓哉先輩がね、倒れたって聞いて…愛羽ちゃんどーしたのー?調子悪いのー?」



「うん、ちょっとね…」



「あっこの前相談のってくれてありがとね~♪」



「ううん…全然。」



「梨華ね、決めたんだぁ~



拓哉先輩のこと、信じる。」



「…そっか。」



「でももし、浮気してたら…」



ニコッ



「相手の女、潰すから♪」



ゾクッ



梨華ちゃんの顔が、一瞬、琉華さんに見えた。



「さ、愛羽ちゃん♪調子悪いなら寝て寝て♪」



「あ、えと…帰るね バイバイ」



「そっかぁ~ばいばい♪」