私に振り返った、真宮の顔が怖くて

背中がゾゾッとした。



すると、レミさんは嗚咽しながら

口を開いた。


「ひ…酷すぎる…ヒック…」

「酷すぎるのはどっちだよ!!!」



真宮の声が
屋上に響いた。



「なんなら、お前等が魅奈にしよ-としたコト、お前等にもしてやろ-か?」


女の子達の顔が、一斉に青くなる。


「二度と、こんなコトすんじゃねぇ!!!」


「…もぅ……いい!!」


そう言って、レミさん達は屋上から出て行った。