「魅奈チャン、光夜のこと“キス野郎”って言ってた。」

『…はい!?』


いきなりの、翔の言葉に
俺は、飲んでいたカフェオレを
吐き出しそうになった。

…てか、キス野郎!?


「何?ショック??」


ショックっていうか…


今は昼休み。

俺はいつも、翔と昼飯を食べる。

周りの奴らには、超お坊ちゃま系なのばっかで

友達はコイツくらい。

この時は、さすがに女達も俺ンとこに来ないから
落ち着く。


『野郎って…』

「やっぱショックなんだぁ」


あ-もう、翔は細かいトコついてくるから


怖いだよなぁ…