『ふぁ…眠い。』 只今、藤野魅奈は 友達がいないので…… 一人で登校中です… はぁぁぁ。 早く友達作らなきゃ 寂しい高校生活を送るコトになっちゃうよぉ… ガコンっ 下駄箱を開けて下履きに 履き変える。 昨日は キス野郎の過去を知った。 アイツがあんな深刻な顔して喋るなんて ハッキリ言って 驚いた…… でも、私の言葉はアイツの力になれたかな…… 「おはよっ」 『ん?あ、谷田クン!おはよっ』