「今年から入った夕陽…えっと、河合さんとかマネージャーの仕事をバッチリこなしてるんでしょ?
同じ専属マネージャーなら、私なんかよりもずっと…」



「ばぁっかもーん!
俺は最初から梅津に目を付けてたから、スカウトしたんだよ」



ビクッとしてしまうような大声をあげた小沢先輩だけど、でも耳を疑う言葉に私は目を丸くした。


私に…目を付けてたから…?




「キャーキャー言ってくる女子はごまんといたけどさ。
その純情そうな瞳に、この俺の方が先にイっちゃったわけ」



「純情そうな瞳…?
えっと、誰が…」



「ば、ばぁっかもーん!俺にそこまで言わせるなんて、許さねーっての!」



「あわわっ
ごめんなさいぃっ!」



何を怒られたのかわからないけれど、拳をあげて怒鳴る小沢先輩に私はそれ以上の質問をやめた。


でも何なんだろうなぁ。

うーん、スゴく気になるーっ