玉城さんに連れられるまま、あたしはどんどん奥に進む。


周りにはいろんな植物があって広々とした中庭っぽいところもある。

「あの、ご自宅はどこなんですか?」
「ここ。」


…はい?

「だから、ここらへんは全部うちの土地だから。」