モノクロで何もない世界一人さまよって歩いてた
いつの間にか感情に鍵をかけて
笑うことさえ忘れていた

周りから遠ざけて必要性を感じなくなって
誰も気付かない場所で一人たたずんでいた
孤独なんて知らないし楽しいとも感じなかった

楽しそうに笑うあの人
「どうしたの?」ってこっちに向かってきたんだ
一人の世界一人の訪問者
それだけのことが嬉しくて寂しかったなんて今更気付いたよ

それからの日々はとても明るくて
いつの間にか笑顔が戻ってた

君の声で笑顔で彩(あざ)やかに染まる
モノクロの世界