そんな私は、小さな頃から容姿についてからかわれることが多々あった。


「地味」「ブス」「ゲジ眉」など、クラスの男子にからかわれるのは、日常茶飯事であった。


もう、イジメと言っていいくらいの暴言にひどく傷ついていたが、それでもかばってくれる女友達がたくさんいたから、私はそれらの暴言も笑いに変えて無理矢理乗り越えてきた。




次第に、自分をいじられキャラというものに変化させ、けなされたりバカにされてもそれをあえて笑いにとる芸人さんみたいに自分を演じて、小・中学時代を乗り越えてきた。


そんなキャラも、本当は不本意であったけど、“イジメられている”と、周囲に思われたくなくて、自分にまで嘘をついて、いじられキャラを貫くことにした。