「お前らうるせぇ」
そこで口を出してきたのは龍平君。
「龍ちゃん!!どうしていつもそうなの!?」
「そうよ、菜々の気持ちも考えてあげなさいよ」
「あの…」
なんか一気に険悪に…
なぜ…?
「龍平君、うるさくしてごめんね。…でも、誰かが楽しんでる時にそんな風に空気壊すのはよくない」
あたしは何を言っているんだ…。
昨日知り合ったばかり(相手にされてないけど)の人にあたしの方が失礼じゃないか?
「月水ちゃん…」
菜々ちゃんはあたしを見てびっくりしてる。
多分、今までこんな言い方をする人はいなかったんだろうな…とか考える。
「お前なぁ…いいかげんに…」
すこーん
龍平君が何か言いかけた時ソレは確かに龍平君の頭をワンバウンドした。
「HR始めるぞ~」
永瀬先生…タイミングはよかったよ…うん。
けどさ…
投げるものは他にもあったはずだよね?
龍平君のきれいな茶髪のアシメは瞬く間に白くなった。
「…あちゃー」
「てんめぇ…永瀬!!んで黒板消し投げてんだよ!!」
そう…
黒板消し…。
哀れ…龍平君。
この場合自業自得だけど…。
「お前が夜神に手ぇ上げようとしたからだろー?」
「…っこのくそ教師…」
「先生ごめんなさい!!龍ちゃん…ほら謝ってよ!」
菜々ちゃんが不憫だ。
あたしはとりあえず黒板消しを拾って、机に置き、龍平君の肩に舞っているチョーク粉を掃う。
「月水ちゃん?何して…?」
「だって、これはあたしのせいでもあるから」
「は?」
「ごめんね、あたしが余計なこと言ったから…」
あたしが龍平君の髪に触れようとした瞬間、彼はあたしの手をはらった。
「お前…ほんとわけわかんねぇ」
そういうとそのまま教室を出てしまった。
またこのパターンですか?
君は教室がそんなに嫌かい?
「夜神、お前あんなことしなくてよかったんだぞ?」
先生が言うのに便乗した凜子ちゃんと菜々ちゃんもうんうんと頷く。
そこで口を出してきたのは龍平君。
「龍ちゃん!!どうしていつもそうなの!?」
「そうよ、菜々の気持ちも考えてあげなさいよ」
「あの…」
なんか一気に険悪に…
なぜ…?
「龍平君、うるさくしてごめんね。…でも、誰かが楽しんでる時にそんな風に空気壊すのはよくない」
あたしは何を言っているんだ…。
昨日知り合ったばかり(相手にされてないけど)の人にあたしの方が失礼じゃないか?
「月水ちゃん…」
菜々ちゃんはあたしを見てびっくりしてる。
多分、今までこんな言い方をする人はいなかったんだろうな…とか考える。
「お前なぁ…いいかげんに…」
すこーん
龍平君が何か言いかけた時ソレは確かに龍平君の頭をワンバウンドした。
「HR始めるぞ~」
永瀬先生…タイミングはよかったよ…うん。
けどさ…
投げるものは他にもあったはずだよね?
龍平君のきれいな茶髪のアシメは瞬く間に白くなった。
「…あちゃー」
「てんめぇ…永瀬!!んで黒板消し投げてんだよ!!」
そう…
黒板消し…。
哀れ…龍平君。
この場合自業自得だけど…。
「お前が夜神に手ぇ上げようとしたからだろー?」
「…っこのくそ教師…」
「先生ごめんなさい!!龍ちゃん…ほら謝ってよ!」
菜々ちゃんが不憫だ。
あたしはとりあえず黒板消しを拾って、机に置き、龍平君の肩に舞っているチョーク粉を掃う。
「月水ちゃん?何して…?」
「だって、これはあたしのせいでもあるから」
「は?」
「ごめんね、あたしが余計なこと言ったから…」
あたしが龍平君の髪に触れようとした瞬間、彼はあたしの手をはらった。
「お前…ほんとわけわかんねぇ」
そういうとそのまま教室を出てしまった。
またこのパターンですか?
君は教室がそんなに嫌かい?
「夜神、お前あんなことしなくてよかったんだぞ?」
先生が言うのに便乗した凜子ちゃんと菜々ちゃんもうんうんと頷く。