そして教室にはおそらくあたし達以外誰もいなくなった。
市原君が口を開く。
「早速だけど今日、空いてる?」
ゔっ。
絶対練習の事だよね…
別に、特に用事はないんだけど。
今日はあんまり練習したい気分じゃない…
「あの、ちょっと今日はむ…」
言いかけた。
ーーー市原君に壁に押し付けられて、目を丸くする。
「えっ…」
すると市原君は意地悪そうな顔で
「まさか俺の誘いを断るわけないよな?」
と言った。
⁈⁈⁈
いっ、市原君⁈
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…