そしてやっと離してくれたのは、あたし達のお昼寝スポット、屋上。



ちょーーーーー痛かった。


もはや、もうこれ自体がお仕置きじゃん!


これで終わりでよくない⁈



そう解決したあたしはさっと立ち、屋上のドアへと歩く。




………が、しかし、あと数歩のところで、惜しくも腕を掴まれる。



「なに逃げてんのー?」



怖い怖い怖いッ




「まだ、お仕置きはこれからだよ?」


凛人が後ろでニヤリと笑うのがわかった。



ひいぃぃぃぃっっ