『ではっ!只今から告白タイムスタートしまーす☆』
告白タイムとやらがスタートした。
まぁ、あたしには無縁のイベントだけど。
愛ちゃんはずっとあたしの隣にいた。
「…?愛ちゃん、誰かに告白するんじゃないの?」
あたしは、さっき張り切った様子だった愛ちゃんを思い出して言った。
愛ちゃんは「はい⁈」と、大きな目を更に大きくして言う。
あたしはその様子にびっくりして「えっ、違うの⁈」と聞く。
すると愛ちゃんは
「違うに決まってるでしょ!まぁ、そのうちわかるわよ♪」
と、意味ありげな表情をして言った。
うーん……なんだろう?
あたしにはさっぱりだよ。