「おはよ。シイ」 「…えっ……?」 「ん?どうした?」 すごく優しくて温かい声と笑顔の徹。 それは私に向けられてて。 一週間も経ってないのに、優しい徹はひどく懐かしく、 そしてすごく愛おしい… 私の中に張りつめていた糸がぷちん…と切れた。 涙が溢れてくる。 「…ふえっ……とぉ………」 涙と嗚咽で上手く喋れない。