車に乗り込むと洋介は、こう言った。




「あの場所へ行こう。」



優奈はびっくりして

「時間大丈夫なの?」


「大丈夫だ。行こう。」そう洋介は答えた。



2人は、黙って、その場所へ向かった。



「さあ、着いた。」


180度見渡せるあの夜景、まるで「あの日」に戻ったようだ。



「綺麗だね。初めて会った日を思い出すね。」

優奈が言った。





「優奈・・・・・・