翌日、2月11日、優奈の誕生日に、洋介からプレゼントが届いた。

中を開けて見ると、立派な鑑定書がついた、ダイヤのネックレスだった。




「きれい。すごい。また、高価なものをもらってしまった。」




「洋介とは、絶対切れない。今待てばいいんだ。我慢すればいいんだ。また、逢えるときが来る・・・・・」





プレゼントをもらったことで、優奈はそう信じようと力強く思い込んだ。



洋介の本心は今はもうわからないけれど・・・・・・



朝焼けを見ながら、誓い合った2人なんだから・・・・・








優奈は、もう洋介以外の人を好きになることはない。


確信していた。