「あ!そろそろ行かないとっ!!」


え…もう行くの?


もう少し話したかったな……。


「また、いつでも来て下さい。」

その瞬間、先輩の顔がほんのり赤くなった。

「う、うん!また来るよ。」


どうしたんだろ。先輩。


でも、また来てくれるんだ。


嬉しい。


あんなに一人が好きだったのにね。



わたしも、どうしたんだろ。