放課後、今日は美術室が使えないらしいから
洋子と帰る。
そして、告白されたことを話した。
そしたら洋子は、
「ほーらねっ!だからぁ、わかったでしょ?お前にはなぁ!ファンがいんだよ!!ファン!!!」
ファン…?
またそんな大袈裟な…
ありえない。
だって、私はフツーの女子だもん。
「お前は可愛くて評判なの!!」
「か…わい…い…?」
「そっ!!」
「私からすると、唯の可愛いところはー
その白い肌でしょ?クリクリの目でしょ?
長いサラサラの髪とかちょっと天然入ってて、ひとりで絵を描くちょっとミステリアスな感じ?に男子はハマるの!!
わかるかぁ!!?」
わかんないょお・・・
「うーーーん・・・。」