「うー、キツイよ・・・吐くかも・・・。」


「意外と体力ねーんだな。」


「まさか吟がこうなるとはね。」


「・・・・うー、明と美鳥と違って体動かすのは苦手なんだよ・・・。」




そう、僕は体力がない。


那音先輩が持参していた団扇であおいでくれる。


美鳥は心配そうに僕を見て、明は半ば笑っている。