思ったより早く終わった手伝いに、自分でもびっくり。 あたしってもしかしてホチキスでとめる作業だけは得意なのかも(笑) ようするに、雑用係。 「ありがとうございます、おつかれさまでした」 先生はそう言って、あたしの手の中に1つ、飴をおとした。 イチゴ味の、可愛い包み。 「…先生」 「なんですか?」 「先生には似合わない飴をお持ちなんですね」 うん。 どつかれるな。