タッタッタッと廊下を走り、先生のところに向かう。 「先生、手伝いって…」 「あぁ、この書類をホチキスでとめてくれない??」 受け取った書類は思ってたより少ない。 五分あれば終わるだろう。 でもやっぱだるい! 「わかりました」 早く終わらせて屋上行かなきゃ。 手に持ってる弁当箱の入った袋を、きゅっと握る。 こんなことになるなら遅刻なんてしなきゃよかったよ。 後悔先にたたず、だな。