*** はぁー…。 「愛里…どんまい(笑)」 親友、東雲桃子(シノノメモモコ)はあたしを可哀想な目で見る。 それもそのはず。 運の悪いことに、遅刻したのが生徒指導の先生の逆鱗に触れ、あたしは昼休み先生の手伝いを強制されることになった。 たしかにあたしが悪いけどさ。 朝御飯ゆっくり食べてたのも悪いけどさ!? 「桃、変わって…」 「やだ」 こういうときだけ即答かよ…っ(笑)