「―――秋!!」 「……真琴…」 屋上に駆け込むようにして真琴が来た。 真琴の後ろには、真琴の彼女…桃子が隠れている。 「水谷くん、愛里しらない…??」 …え? 愛里、いなくなったのか…?? 「俺も探したけど会ってない…」 「秋、高城さんを探せ」 探せ…って、俺をなにもしてないとでも言うような。 少しイラッてきた。 けど…俺は愛里を見つけることはできなかった。 結局は、俺が悪い。