愛里 俺の一番愛しい人。 俺の一番の理解者。 そして、支え。 失ってからわかる、俺にとっての愛里の存在の大きさ。 あと少し、待ってください。 絶対に取り戻してみせるから。 廊下を進むと、愛里のクラスにつく。 覗いても…愛里の姿はなくて。 俺の早くなる鼓動だけが耳に聞こえた。 ―――どこにいるんだよ…