そして捺希の葬儀の日


    今日で本当の

    さよなら


   捺希の体が真っ青な空に

   白い煙となって


   空へ旅立っていった


   「捺希。俺もこの先ずっと

    君だけを好きです

    さよなら。そしてありがとう」

   俺は空に向かって

   そう呟いた。


   隣に捺希はいないけど


  俺の心には

  ずっと捺希は存在する


  心の中で生きている