「おはよー。」

控えめに言いながら教室に入ってくる彼女を見た瞬間目が覚めた。

彼女だ。彼女。あの子が藤生愛花。

嬉しいけど、さすがに朝からはよびだせない。

早く!昼休みになってくれ!!

こんなに強く願ったのは初めてかもしれない。